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データから考える氷帝男子テニス部

 誰かが既に計算してそうな話。前からつらつら考えていたことをまとめてみました。

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 まず、氷帝テニス部男子の数について。
 テニプリ原作と10.5巻によれば氷帝テニス部は「総部員数200人以上」らしいですね(正確には215人でしたっけ)。これ、ぱっと見は、「男女あわせたテニス部員の数」なのか「男子テニス部員のみの数」なのかがわかりません。テニス部としか書いてなくて、テニス部男子のみを指しているのか女子も含めているのかが不明です。ですが、

・通常、テニスは男女別で部活をすること(たぶん。人数が少ないと一緒に練習したりもするらしいですが)
・原作に出てくる氷帝テニス部平部員(試合の時にジャージで応援してる彼ら)が男子ばかりであること
・跡部が200人を率いる男と言われているが、跡部が女子部員について考えてるシーンがないこと、氷帝女子テニス部員も全く出てこないこと

から考えて、200人とは氷帝男子テニス部員の数なのだろうと推測しています。というわけで、「氷帝男子テニス部員の数は200強である」と仮定します。

 次、氷帝学園中等部の生徒数について。10.5巻によれば、中等部の総生徒数は1652人(男子1021、女子631)だそうです。

 ということは、氷帝中の男子生徒のうち5人に1人(200/1021)が男子テニス部員です。女子も含めた全生徒のうち8人に1人(200/1652)が男子テニス部員ということになります。めちゃくちゃ多いですね。8人に1人ですよ。氷帝生を適当に8人捕まえたらそのうち1人は男子テニス部員ということになる。これはすごい。

 さて、ここからは更に仮定が入って、氷帝中のクラスの人数の話になります。
 氷帝中3学年あわせた全生徒が1652人であるため、1学年は約550人(1652/3)いるということになります。
 氷帝が1クラス何人構成なのかはわからないのですけれど、40人構成とすると1学年14クラス、35人構成とすると16クラス。まあ妥当なとこですかね。(少人数制で1クラス20人ほどにしている、みたいな可能性もありますがマンモス校でそこまでするかなあ?)
 1クラス40人構成と仮定すると平均で1クラスに5人、35人構成とすると平均で1クラス4〜5人、男子テニス部員がいることになります。つまり、氷帝男子テニス部レギュラーと知り合いではない氷帝生でも、普通に生活していれば男子テニス部員と接する機会はかなり多いはずです。


 ……というお話でした。男子テニス部レギュラーは専用ロッカーや専用PCを持ってたりと特別扱いなので、皆の憧れの存在なのかもしれませんが、男子テニス部員自体は他の生徒にとってもかなり身近な存在なのではないかと思います。

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 紅龍の花を連載しているときに一度計算したんですよね(計算間違ってませんように)。紅龍の主人公は氷帝生なんですが、200人も部員がいるならクラスに何人かテニス部平部員がいてもおかしくないよなあ、と考えて計算するに至ったわけです。で、上記のような結果が出たので「テニス部のことはよく知らないけれど、クラスメイトに男子テニス部員はいるし跡部のことは誰でも知ってる」みたいな一文を入れてみました。


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