ブログ | ナノ
王道を書こう

 私はほのぼの話を書くのが苦手なんですが、読むのは好きです。読むとほんわかして良い気分だ。両思いなのにまだそれをお互いに知らない状態だとなお良い、なお好み。もうおまえら付き合っちゃえよ!!と内心ごろんごろんしながら読むのです。

 で、そんな素敵なほのぼの跡部話に触発されて跡部のお話が書きたくなり、短編『政略結婚』を書いてみました。いや触発されただけでぜんぜんほのぼのじゃありません。それどころかちょいシリアスですスミマセン。私の短編にしては長めで2〜3話分くらいあります。この、割とタフなお嬢夢主と跡部の組み合わせは結構気に入っています。続きは考えていませんが気が向いたら書くかもしれない。
 ぽんと話が浮かんで、どうしても形にしておきたくて書いたんですが、書き終えた今となってはこの話がどうやって生まれたのかがく思い出せない。どんなプロットでも大体はどういう経緯でそういった形になったのかが思い出せるのですが、今回はほんとに思い出せん。不思議。



 政略結婚はよくある王道ネタの一つですよね。無理やり結婚させられて反発してたけどなんやかんやあって仲良くなるとか、無理やり結婚させられたけどイケメンな結婚相手にドキドキするとか。一回書いてみたかったんです。跡部相手なら政略結婚ネタも使えるし!
 この話を書くに当たってそもそも今どき政略結婚なんてありえるか?と様々思いを巡らせたんですが、今でも普通にありますね。私みたいな庶民にゃ関係ありませんけれど、政治家の奥さんて大きな会社の娘さんだったりするし。鳩山さんの母はブリヂストンのお嬢さんだし安倍総理夫人のアッキーは森永の社長令嬢だった気がする。

 結婚系で外によくある王道ネタといえば「婚約者のふりをする」みたいなアレかなあ。そっちもいつか書いてみたいです。榊太郎で。嘘です跡部で。


[back]
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -