何とかの包み焼きに名前の分からない果物の盛り合わせ、変な顔した魚の香草蒸しやとにかく何か凄い肉と野菜の炒めもの…目の前に広がる良い匂いを漂わせる皿の数々に言葉が出ない。

「…こ、これ全部作ったのか?」
「はい。良い食材ばかり揃っていたのでつい、」

やっぱり作り過ぎだろうかと