風間さん

三日月宗近が愛刀の鬼。turbとのクロスオーバーが少しだけ入ってます。

若月 千香(ﾜｶﾂﾞｷ ﾁｶ)

江戸に里があったが、雪村より前に滅ぼされている。里が滅ぼされてから各地を転々としていた。
若月家は瞳に三日月が浮かび上がる。
幻覚を見せる力を持つが、鬼には動きを止める程度の力しか持たない。また、力が強い風間にはほとんど効果がない。
月の苗字を持つためか女の力が強い。
生きる上で鬼としての気配を消すことができるようになっている。
京に来てからは千姫を頼り、秘密裏に千鶴を守っている。
風間の元許嫁(元、は本人談)。


書きたいところだけ書くいつもの

「おや、こんな夜更けに。物騒ですね」

まぁ夜更けに出歩いている私が言えたことでもないのですが。白髪の血走った目をするヒトだったものが私に向かってやってくる。三日月、力を貸してくれますか。そう言って刀の柄を叩く。すらりと抜き振ると、バケモノを一刀両断した。

「良かったですねえ、今宵は満月。今の私の姿が見られるなんて、滅多にありませんから」

月を背にして笑う千香の目には三日月が浮かび上がっていた。そして風のように消える。羅刹が倒れている所を新選組が見つけるまで、そう時間はかからなそうだった。


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