オメガバースパロ

※オメガバースにそこまで詳しくありません
特殊設定あり


Ωのあんずを守るαのトランペットPの話。
αだけど、運命の番にだけΩを発する可能性のあるよく分からない人。
あんずの心の拠り所。
強豪ユニットは大体αの集まり。紅月やRa*bitsはかなり努力している形になる。(この世界線での話です)
Ωはあんずだけ。
(Switchはこの時点では加算していません。イベやカードが出てきたら追加予定)

1年→朱桜、姫宮はα、他はβ
2年→明星、氷鷹、遊木、凛月はα、神崎、乙狩、大神、衣更、伏見、鳴上、影片はβ
3年→蓮巳、鬼龍、仁兎はβ、他はα

このためヒートの時は紅月かRa*bitsに避難。
Tr.Pも自然と仲が良くなる。

出会いは、通学中にヒートを起こしてしまったあんずをTr.Pが助けるところから始まる。
Ωの気質があるせいか、他の人ほどヒートの影響を受けないのが救いだった。
あんずに薬を飲ませ、学校まで連れていった先には……といった話です。


書きたいところだけ書くいつもの!

お嬢様は特殊な事例です。
そう言われた時は母が目を見開いていた。
αの父と、Ωの母。運命の番として結ばれた2人は、子宝に恵まれた。
兄の2人はαで、私もαだった……のだが。
どうやらΩの資質を持つα、という謎を呼ぶ診断結果であったらしい。
8割がαで、Ωの影響は少ない。だが、運命の番を見つけるとΩと同じ影響が起こるということらしい。
……訳が分からないが、そういった事なのだろう。私は母と診断結果を見ながら悩むこととなってしまった。

おい、誰かがヒート起こしてるぞ!
αが苦しそうにしてる!
通学中の電車内で耳にしたのはそんな声だった。
人だかりに向かうと、フェロモンと熱気が凄まじかった。
Ωの気質があるせいか、あまりαでも影響を受けない体質(とても助かっている)のためヒートを起こしている彼女に近づく。
「どいてください!……大丈夫?うっ、」
流石に近くまで行きすぎた。少し充てられそうだ。
彼女が悲痛そうな顔をする。αだということに気がついたのだろう。……そんな顔をさせたかった訳ではない。
「次の駅で降りようか」
私は彼女の手を握った。

運命の番の相手かもしれない視点
「あの子が、編入してくる子なのかい?……違う。僕は……そうだな。あそこで1人でいる子が…………、!!
そうだ、あの子がいい。手配をして。
彼女は……僕の運命の番かもしれない」

やめて、と繰り返しても。体が嘘をつかない。
この人の前だけは、αになれない。


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