あたしの雄叫びを聞き付けて、シリウスとジェームズ、ピーターにリーマス、(何故か競技場にいなかった筈の)リリーが飛び込んできた。


「何があったの私のユウナ!!」


「ど、どどどうした俺のユウナ!?」


「なに自分のもの扱いしてるんだい?」


「!!」


「相棒ドンマイ!笑」


なんなんだろう、これ…。


あたしが突然の彼らの登場で唖然としている間にキラリとマルフォイの目が光った。優美な動きで杖を振るう。次の瞬間、あたしの服が変わっていた。



黒の、肩だしミニスカワンピースに。


「やはりユウナには絶対領域が似合う」


「マルフォイ………」


シリウスが声を搾り出す。…怒るのか「俺、お前を誤解してたみたいだ」


「………………………………………はいっ?」


「いやいや、君の選んだあの格好も中々だったよ、さすがブラック家」

なんで憎み合ってるはずのあいつら意気投合してんの、なにガッチリ握手してんの、つーか婚約者いんだろハゲ。


「いいのかいシリウス、ユウナはマルフォイに唾液をつけられたんだよ?」


「なんですって!?不潔よ!」



もう、いいですか…?(泣)




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