1時間の練習がまるで1週間のように感じた。やっと服を脱いで着替え―――あれっ?

「あ、あたしの…服がない!?」


さすがのシリウスも汗だくの服をまた着ろとは言わないだろう。そう思ってた。ロッカー室をくまなく探してるうちにメンバーたちは先にでていった。

もう1回自分のロッカーを探していると後ろから声がかかった。


「君の探しものはこれではないかい?」


「えっ、まじ!?……………うえぇえぇ!?ルシウス・マルフォイ!?、先輩…」


なんでここにいるここはグリフィンドール専用の部屋だぞおい。

そんなあたしにはお構いなしにずいっと何かを差し出す。もしかしてあたしの服…!スリザリンのわりに意外といいとこあるじゃん!そう思っていた。そう、思っていた。


「…………ナンデスカコレ」



「君はこの頃イメージチェンジをしたらしいね?前から私はユウナはちゃんとしたら可愛らしいと思っていたんだよ」


君にきっと似合う。
そういってあたしの右手を掴んで――――。



ちゅ



「あ、」


「…?」



ぎやあぁああぁあぁああああああぁぁぁぁぁあああああぁあぁあぁ!!!!





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