3年になってもう1ヶ月が経った。美々が積極的になった日から2ヶ月ちょい経った事も意味している。何度も俺が誘っても断られ続け、溜まってる。リボーンに愚痴ったら殴られた。


「あー……セックスしたい」


「ちょ、中学の時の純粋な綱吉は何処へ行ったの!?」


「お空の彼方へ飛んでいってしまいましたとさ」


「……もう」



お願いお願い、と美々の背中に腰を引っ付ける。自己主張するアレに気付いた美々は俺にパンチした後黙々とお弁当をつついていた。ちなみにここは屋上、さっきまでは美々は胡座した俺の足の間に収まっていたけど今は少し離れて座ってしまった。



「ねーー美々ーーっ!」


「…………っ、そ、そういえば来月留学生が来るんだって!」


「(…)あーイタリアからだっけ?」


「うん!リボーンちゃんや獄寺君と同じだね」



なんだろう、嫌な予感がした。イタリア、と聞くとマフィア関連しか思いつかない。まさかだよな、ハハハハ。それよりも――。


「それより美々ー本気でこのままじゃー授業でれない」


「うっ、そ、れは…困る」


「この前サボってヤったの―――」


「ストップストップシャラーップ!分かったから!」


「!よしヤろう」



え、ちょ待てここでかよ待て綱吉。言葉が雑になってる美々を気にせずにブレザーを脱ぐ。ネクタイをグッと緩めると美々が赤くなりながらごくりと喉を鳴らした。もじもじとスカートの裾を握りながら目がうろうろとしている。


「大丈夫だから、ね?美々」


「うん…綱吉ぃ」


あ、今キタ。俺は狼の如く美々にとびかかった。白い肌がワイシャツからチラリと覗く、それだけでも俺は興奮した。とりあえず赤い痕を咲かせる。首筋鎖骨谷間、吸うと身をくねらせ、足をバタバタさせる。少し離れるとスカートが乱れてパンツが丸見えだった。いただきます、心の中で言ってから美々を美味しくいただいた。


 

 


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