「ちょっと綱吉!この書類の不備は何なのっ」

「それはリボーン担当だったから」


「ま、まじか…」


「武、例の件は?」

「おう!バッチリだぜー」


「お兄さん、クロームと連絡は…?」

「まだ極限に繋がらんぞ!」


「ヒバリさんにコレをお願い美々」

「恭弥くんに?」


「っ、名前で呼んでいいのは俺だけ―――」

「十代目、そろそろお時間です」


空気がピンと張りつめた。そう、今日はミルフィオーレのボスと綱吉の会談の日。つい先日本部を襲ってきた新しいマフィアと。九代目の生存は不明、ボンゴレと関わりのある人間、一般人さえも虐殺対象になっている。


「綱吉っ………」


「大丈夫だよ美々、俺が強いのは知っているだろう?」


「……うん、じゃあハンバーグ作って待ってる!」


「ソレ、ヒバリさんの好きなやつ…」


1つキスを落とし、苦笑いをしながら獄寺君と共に綱吉は日本支部の綱吉の部屋を出ていった。不安はある、でも綱吉は帰ってくる。そう信じて。それから

蜜のように甘い一時を過ごそう



dolce come il miele Fin.
 

 


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