美々は、引っ越したらしい。しかも海外に。京子ちゃんは昨日この事を知ったんだ。すぐに調べようと思った。でもリボーンに止められた。ガンッ、と鈍い発泡音が響く。



「ちょうどいーじゃねーか」


「リボーンお前…っ!!」


「…まぁ、強くなってから美々の事は探せ」



そう言ってリボーンはレオンから吐き出された煙幕に紛れて逃げた。………たしかに、リボーンの言う事も一理ある。今のままの俺じゃあ美々を守ってやる事もできない。なら、なら……もう少しだけ我慢してリボーンに付き合うしかないか。後少ししたら今度は長期間イタリアに行かなきゃいけない。それから、彼女を迎えに行こう。胸を張って、好きだと伝えよう。

 

 


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