くっついたり離れたり、期末試験も終わりなんやかんやで夏休みに入りました。綱吉はイタリアに行くみたいで、家にお邪魔したら荷物をキャリーケースに詰めてました。………イタリアぁ!?!?


「お、おばさま、綱吉はいつまでイタリアに?」


「それが……ごめんなさいね?私にも分からないのよ…、お父さんもつーくんも何にも教えてくれないし、んもうっ!」


リビングでそんな話をしているとリボーンちゃんが入ってきて「ママン、エスプレッソをくれ」と言ってリボーンちゃん専用の椅子にポンと飛び乗った。



「美々にはわりぃがツナは夏はほぼイタリアに滞在させるぞ」


「そんなに……でもなんで…って、聞いちゃいけないですよね」


「…………」


おばさまが淹れたエスプレッソを飲みながら考えこむリボーンちゃん。本当になんなんだろう?彼女の私、ううん母親すら理由が分からないで遠い外国に行くなんて…。


「ぜったいおかしいよ……」


「……我慢してくれ」


こんなやり取りの数日後、綱吉は獄寺君や山本君、あの雲雀さんまでも引き連れてイタリアへ行ってしまった。―――――そして帰ってきた綱吉は私に別れを告げたの。



 

 


「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -