唄が、聞こえたの。哀しい旋律、美しい歌声、憐れみのメロディ。まだ黒の教団にアレン君が来た頃。暗い暗い部屋、その部屋の住人は小さな声で、歌った。



シャオリーの居ないホーム、あちこちに任務へと赴く私たちエクソシスト。帰ってきてもおかえりと言って欲しい人が居ない。ねぇシャオリー、貴女はどこへ行ったの?また、聞こえてくるようだった。あの、旋律が。


「シャオリー…何処へいってしまったの?」




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