「みなさーんとうとう大晦日で…」

「蕎麦はまだか」
「年越し蕎麦はまだ後よ神田!」
「そんなことよりリナリー!お節料理は?まだダメでしたら大晦日のご馳走でも僕全然大じょ…」
「ちょっっとおーリモコンどこさー?もうすぐガキ使始まっちゃうんですけどー!」
「おい馬鹿兎てンめえ僕の言葉を遮りましたね…」
「おら、リモコンだ」
「あら神田優しいのね」
「ユウありがとさーって突くなアレン叩くなユウ!」

「黙れ兎名前で呼ぶな」
「黙れ兎話そらすな」

…………


「ハモるなモヤシ」
「ハモるなパッツン」

…………


「いい加減にしろ」
「いい加減にしてください」




「リナリー以外黙れ!!!そこに直れ!!!」



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┃只今色々起こってます┃
┃少々お待ちください。┃
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数分後。




「分かった?ああん?」


「「「(某庭球部長もどき…)」」」

「オイ今泣き黒子を思い出したやつ…」


にっこりと笑いながら美々は立てた親指を首元まで上げて勢いよく横へスライドさせた。………。


「まったく…美々を怒らせるなんて駄目じゃない」

「り、リナリーだって会話に入ってたさ…」

「そーですよー!リナリーだけに優しすぎです!!なら恋人の僕にもちゅーくらい…」

「さすがモヤシ、考えがひょろっちいな」

「なんだとこの野郎」


まるで変わらない。ふと目を下にやる。大きな机の上にところせましと並べられていた筈の料理はおおかた食いつくされていた。


「あ、アレンんンん!?食べ過ぎだよ!!!」

「え、嗚呼…ジュリーさんに頼んでおきましたから大丈夫ですよ」

「おいこらいい笑顔で親指グッするな涎たらすな箸もう持つな」

「まあまあ美々…とりあえず先に年越し蕎麦でも食べてよっか」

「賛成さ!」

「阿呆ラビに渡す蕎麦など、ない」


格好よくいっても言ってる内容カスだなあ。そう思いながらもさっそく蕎麦をズルズルさせる美々。



年越しは、まだまだ続く!


酷い内容/(^0^)\
とりあえず年越し第一弾!