たれ目がさらに垂れた。私の目の前には正座する奴。そう、所謂"反省"のポーズだ。この馬鹿兎は寝ている私のイノセンスで遊んで大破させた。お陰で任務は延期、変更、委任、筋トレ。まじふざけんな。


「おいこら兎、死ぬ前に何か言い残した事は?」


「うっ、美々のパンツが見たかったさ…」


「ごめんブックマン、今後継者消えるわ」


「そうか、分かった」


「え!じ、ジジィっ!」


さようならラビ、そう言いながら拳を振り上げて赤毛にパンチ。白目になりながら床でおねんねするラビ。…やっと黙ったわ、本当にしつこいんだから!


「美々嬢、」


「なーにブックマン」


「素直になればいいものを」



………げっバレてる。