「おいなんだこの書類は」
「…へ?任務の報告書だけど」

自室でマリアン特製アイスに舌鼓をうっていると絶賛不機嫌なエミリオがどーん!と机に紙をたたき付けた。

「何処が報告書だ!ただの日記じゃないか!お前の居たところでは絵日記を上司に提出するのか!?」
「えー…。だって絵入りの方が分かりやすいじゃん?私なりの優しさだよーバファリンさ!」
「ふざけるな!だいたいバファリンは半分しか優しくない…というかそんな親切心なんてないだろ!」
「えへっ」
「…シャルで八つ裂きにしてやる」

本当に抜刀しそうな勢いだったので私は慌ててエミリオの口元にアイスを差し出した。…あ、血管浮き出た。若いのに。

「…何の真似だ!」
「マリアン特製イチゴのアイス、いる?」
「!……こ、今回だけだからな!」

顔を真っ赤にして、それでもしっかりアイスを頂いちゃってるエミリオはやっぱりツンデレだと思う。



ちょっとしたSSでした。ツンデレ最強!