「あらまあ!ツっくんったら可愛い彼女さんね〜」


久しぶりに会った時、私に気付かなかった沢田奈々、つまりツナのお母様。どことなくツナに似ているお母様だと思った。


「え、あの美々ちゃん?母さん全然分からなかったわ〜美人になったわねぇ」


「ご、ご無沙汰です、おばさま」


「母さんっ!」


ツナのあの慌てっぷりには逆にびっくりしたくらいだった。




* * *



「はいどうぞ美々ちゃん、たくさん食べてね」


「はい、いただきます」


「もう、こんなに可愛い子がツっくんの彼女なんて母さん今でも信じられないわ」


「…………母さん酷いよソレ」

心なしか、ふわふわの髪がペタンと垂れ下がった。


ツナの家にはなぜか、マフィア絡みの人が多い。ランキングフウ太、毒サソリのビアンキ、イーピン、ランボ、そして―――――



「よっ、ダメツナには勿体ねーな美々」


「……こんばんはリボーン」



最強のヒットマン、アルコバレーノのリボーン。




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