世界が嫌いなわけじゃない、むしろ好きな方だ。でもそれは彼女がいることを前提とした話だ。

どこから道を外したのだろうか。

口へとマシマロを放り込む手を止める。…分からない、分かりたくもない。唯一、初めて彼女に拒絶された日だけははっきり覚えている。あの日から?…そこから思考を止めた。考えても無駄だから。

「真白……?」



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