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「……変なこと言って、ごめん……幹也のこと、信用してないわけじゃないんだ。ただ、単純に……俺、きっと自分に自信がないんだと思う。でも、俺……決めた。もう、なにがあっても、例え 幹也が他の人を好きになっても、絶対に諦めない。頑張って、縋って……幹也のこと絶対離さない」


幹也は真人の言葉に目を丸くした。


それから、はにかむように微笑む。



「……うん。わかった。……それに、俺……今は、真人だけだよ」


そう言うと、幹也は恥ずかしそうに膝に顔を埋めた。


真人の胸の中に愛しさと嬉しさと……あたたかい感情だけがいっぱいになって、満たされる。


幹也を、好きで良かった。


幹也が俺を好きになってくれて何より幸せ。


ほかのどんなものも敵わない、俺の人生で一番大きな光だ。


「……俺も、幹也だけが好きだよ」


真人は微笑むと、幹也の手を握った。


熱い、太陽みたいな体温に愛しさが募る。


このままずっといられたらいい、と真人は思った。




■END■



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