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「いえっ そんなことないですよ。カズマ様みたいな王様のおられる国なら、俺たちみたいな関係ももっと自然に受け入れられることが出来るんじゃないかなって……そんなこと、考えました。正直、嬉しかったです。こんな風に受け止めてくれる王様もいるんだってことが」


「真人……」


褒められて悪い気がしないらしいカズマは口端をつりあげて微笑みながら頷く。


「俺も、お前にはなかなかいい情報を貰ったし、感謝してる。せーらーふく……だったか?あれはなかなかいいものだったぞ。……リンの普段着のひとつに加えたいところだ」


「カズマ様……!」


二人はガッシリと腕を組み合った。



……ここに謎の友情が誕生する。


そして一方………




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