リクエスト | ナノ


 

‐epilogue‐


「そういえばみすず、結局あの男たちはどうなったんだ?」

「逃げていきましたよ。あっ、念書を書かせましたから義高さんは心配することないですよ、大丈夫」

「念書……?」

「義高さんには二度と手出ししないことと、この家のお金は二度と請求しないこと。あそこにいた全員のサインと血判付きです。見ますか?」

「……いや、いい。みすずはすごいな」

「えっ、ほんとですか!ほめられた!もっとほめてください!」

「ほめたというか……まあいいか」




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