◎ クリスマスが行方不明な話
メリークリスマスですね。今年はわりと早くからクリスマス企画短編を熱心に書いていたんですが、読み返したらクリスマス要素が非常に薄くて驚愕しました。
すみません作者がクリスマスの正しい過ごし方を知らないだけなんですすみません…
3つ中2つは、あきらさんがネタ提供してくださったんですが安定のネタクラッシャーです。泣きたいです。
とりあえずもう二度と幼女は書かない!!!!(涙目)
「早瀬くんのドキドキクリスマス」
タイトルに『早瀬くん』と付ければ面白いと思い込んでいる。
あきらさんからのキリリクを兼ねているお話です。ありがとうございます!
とりあえず早瀬くんの災難は、日向にケーキ食われる・秋津と日夏が二人で出張行ってた・日向に追われる・水を被る・鍵を忘れて閉め出される・館長に騙される…こんなとこですが羅列するとたいしてひどい目に遭っていないですね。
そしてせっかくイチャイチャできたのに途中でやめちゃった!びっくり!暗い部屋で彼女に手を握られるという絶好のチャンスだったのにおかしいですね…
日向が登場すると筆が乗り、退場すると鈍っていました。やはり書きやすさナンバーワンは日向だわ。追いかけっこのシーンは延々書いていたかったです。
そして水を被るのネタ提供はあきらさんですが、水の被り方がもう完全に、ら●ま的なあれで申し訳ない。水撒きとか無理がある。
わたしは個人的に日夏のことを可愛いと思っているのですがいつもそれをうまく描写できなくて、今回もそうでした。こんなに思い通りにならないヒロイン…つらい…
反省会はじまっちゃうからこのへんで!
「merry christmas from...」
ジローと香奈さんは、本編的な意味で季節ネタNGなので、出会う前ということにしました。読んだだけでわかったかな?わかりにくいですかね?(一応香奈さんは本編では27歳ですが冒頭で『26歳のクリスマス』と言わせて説明つけてますわかりにくい)
しかしわかいひとは「恋人はサンタクロース」わかるのだろうか。(わたしだってわかいもの!ユーミン好きなだけだもの!)歌詞に「背の高いサンタクロース」っていうのがあってですね……説明しなきゃいけないようなネタを使うなよ
元々この曲を聴いてたら思いついた話なのでぜひ使いたくて!なにげにユーミンの曲をネタにするのは3回目です。あの……ジャストユーミン世代とかじゃ断じてありませんよ?
3つのお話中、一番出番も少ないしそもそも出会ってさえいないのに何となく最も勝ち組な感じが漂うジローでした。
※決してジローは香奈さんの家に上がり込んだわけではなく、ただの夢です。ジローの素行が悪いので誤解されているかもしれない。
「小さな贈り物」
サブタイトル「カズマ殿下の華麗なる禁欲生活」とか付けた方が…
カズマをディスる幼女案はあきらさんから!まじでわたしはネタをひとさまに頼りすぎである。
カズマを怖がる幼女を出したかったので、怖がりつつディスる子にしました。顔こわいよね、うん。
書いてみたら驚きのかわいくなさでね!幼女は向いていないね!こども苦手なのでね、わたし!好きなんだけどね!だめでしたね!
しかしカズマ殿下側から見れば、虫だの間男だの泥棒猫だの言われて素晴らしかったです。楽しかった。もっとへこめよ。
今回ちょっとリンが影うすいですがたまにはいいかなと。今回のヒロインはセチアちゃんです。
個人的にカザミ将軍のままごとシーンをもっと長く書きたかった。王様も絡ませたかった。ページ数節約のためにはしかたない。しかしいろいろ削って逆にわかりにくくなったかもしれません。(わたしレベルだと1回分15ページ超したら読者は確実に読む気なくすぞ、という謎の指針があります。できれば10ページ以内におさめたかった)
唐突に出てきた感のあるセチアちゃんですが、将来は美人さんになるんじゃないかなと思います。美人さんが「リンに触らないでよ、この痴漢」と言うところが見たい。
というわけで、実力ではなくスランプだと言い張りたいわけですが、ちょっと残念なクリスマス企画を読んでくださった方がもしいらっしゃったら、本当にありがとうございます。
次は…次こそは面白いもの書けるように頑張りますから…ほんと…頑張りますから……!