◎ つめこみすぎたハロウィン失敗の話
今年のハロウィンは、
星月×お菓子
うんめーのひと×仮装
びーらぶど×いたずら
と銘打って数打ちゃ当たる戦法で行くつもりだったのですが、星月とうんめーのひとが、書いてたらあまりにつまらなくて戦慄してしまったので、投げました。
かと言ってびーらぶどは楽しく仕上がったのかと言われればそうではなく。
単に、前から書きたかった数々のネタをハロウィンを利用して詰め込むことがびーらぶどの目的だったので執念で書き上げたのでした。
ちなみにそのネタは、
・リンのドレスアップに燃えるマリカさん
・女官のプライドを賭けて闘うマリカさん
・リン大好きマリカさん
・妻のドレスにチェックを入れるアホ夫
・北の国の兄妹
・カズマにいたずら仕掛けたらリンがお持ち帰りされてしまう可哀相なミサキ兄ちゃん
・自業自得なリン
・服が脱がせないださいカズマ
・着えろ
マリカさん率の高さと後半の下品さが際立っておる……
これたぶんどれも、何処かしらでつぶやいたか誰かと話したことがあるネタなんですよね。(覚えている方はいないでしょうが笑)
ハロウィンでいたずら話なら、ミサキ兄ちゃんと着えろはよくてもマリカさんが書けない!と思ったわたしは、最後に「神様のいたずら☆」というワードをくっつけることで無理矢理マリカさんを詰め込みました。
だから不自然なストーリー。そしてわたしの十八番、視点リレー話です。べんり〜。
マリカさんがセンスのいいドレスを用意した、ということに信憑性を出すため、今回はめずらしくネットで情報収集をしたりしました。
しかし、いろんなドレスを見て回る、というのが主なものだったのですが、ドレスの可愛さにハアハアしただけで何の参考にもならなかった。調べ物して書くなんて似合わないことはもうしない…
わたしは服のセンスもありませんが、色彩センスもそれはそれは残念なものがあるのでリンのドレスの具体的な色は明記しませんでした。逃げ。
ドレスの描写もできるだけぼんやりとwwwなので脳内補完して読んでください。そしてマリカさんはセンスがいい、ということにしてください。
リンの兄ちゃんたちはずっと書きたくて書きたくて!!!!しかし思ったよりアホなきょうだいになってしまいました。
リンを猫かわいがりしつつも、からかったりいいようにいたずらに巻き込んだりして「リンはアホだなあニヤニヤ」ってしてるのがミサキ兄ちゃんで、そんな二人を見て「ミサキもリンもアホだな(ため息)」ってしてるのがアオイ兄ちゃんなイメージです。
リンはアホですからね。ヒエラルキー的にはこうなる。
わたしは兄と妹、というものにとんでもなくうつくしい幻想と憧れを抱いているので、妹大好き兄さま大好きみたいな兄妹が書きたくてしかたないんです、いつも。
だからもっと書きたかった…絶対また出すんだ兄ちゃんたち……
そしていたずらですが、リンが自発的にカズマにいたずら…なんて背中に指で「バカ」って書くぐらいしか思いつかなかったので、ミサキ兄ちゃんの自業自得ネタを使うことに。
カズマの返り討ちが手ぬるかったですかね。なんだかんだで結局翌日恥ずかしい失敗談もばらされてしまうんじゃないかと思いますが。
しかし見てくださいこの王子殿下。欲情しかしていない。
国を導く由緒正しき王族が何ということだ。わたしは自分で書いていて引きましたよ。
「脱がせなくてもできる」王子様の台詞ではない。
違うのに!わたしが書きたかったのはもっと!情緒あふれる着えろだったのに!
(まあわたしはえろが書けないのでどちらにせよあそこまでが限界ですが)
乱れてるけど脱げきってない服とか、ちらちら見えちゃう白い肌とか、半端に脱がされちゃって逆に恥ずかしいよーとか、そんなやつが!!!ほしいんだ!!!
でもよく考えたら「服が脱がせないださいカズマ」を書きたいと思った時点ですでに情緒を捨てていましたね。
だけど全体的にアホみたいな話を10ページにも渡って書けて、なんだかんだで楽しかったです。
次こそはアリスなリンが女王マリカさんに言い寄られる百合パラレルを書くんだ…(とおいめ)
ああ…びーらぶどの書きやすさの半分でも…星月にあればなあ……
more...