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 「四年経ったら」の話

ご本人には何も言わずに、ゆきおさんのサイト4周年をこっそり祝う小話を書いたんですが(何故言わない←自信ないからだ)、ピュア難しいですね……!


何か書きたいなと思ったとき、ゆきおさんが先日、「君が好きだ、守りたいみたいな気持ちを描いた少女マンガが読みたい」というようなことをおっしゃっていたのを思い出し、これだ!と。

つぶやきを遡り(安定のストーカーぶり)、『一緒に笑いたい、泣いてたら抱きしめたい、二人乗り』というキーワードを収集。

そこに、「4」を絡める、という自分ルールをミックスして、捻り出したのがこの話なんですが……ピュアっていうかただの意気地無し……?あれ……?

一緒に笑いたい、泣いてたら抱きしめたい…は直接言わせられなかったですし。


ちなみに、現代にしたらますますピュアじゃなくなると思い、舞台設定は昭和です。伝わりづらい。

今や、離れてたって距離を感じにくい時代ですからね……そんな時代に「ピュア」を成立させられるほどの力量はないぜ!

(「ピュア」縛りは自分発なんだから別にこだわらなくてもいいのにね!)


当然、ゆきおさんの思うピュアさとは違うはずなんですが、わたしの思うピュア少年像はこんなかんじです。

いやあ普段ぼんのーだらけの奴らを書いてるからすごい新鮮でしたよ!

いや、煩悩があるからピュアじゃないとは個人的に思ってないんですけどね?(純粋の逆はえろではない、えろと純粋は同居できる!と思っているので!…なんか話が違う)


この男の子も、四年経ったらいろいろ抱えていろいろなくして帰ってくるのかもしれないんですが「きみが好きだ、守りたい」だけは変わってなければいいなと思います。

そこが「ピュア」なままでいたら後はどんなに汚れててもいいんじゃないかな!とね!


ゆきおさんのつぶやきのおかげで、いろいろ考えることができて楽しかったです。ありがとうございます!

いつかゆきおさんがこの小話に気付いて読んでくださることを祈って!コソコソ!




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