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 リクエスト企画の話そのいち

「神様の花嫁」

これがなかなかに難産でした。設定に矛盾があっても見逃してください。

神様社会のしくみ(?)を考えるのは楽しかったんですが、やはりどこかで聞いたような感じになりますよね。花嫁が天啓でわかるってあれだよ…十二国記ぱくったんじゃないよ!(わたしのまわり十二国記好きさん多いから)

キーワードに「夜」があったのでハジャルを夜の神様にしたんですが、キャラクターの名前も(サーシャ以外)わりとそれっぽいのにしています。

あと、ヨタカの見た目も個人的に夜と聞いてイメージする風貌にしました。褐色肌に黒髪。オリエンタル。そこに真っ白の翼をくっつけてアンバランスなかんじにしました。

ラストに関しては「一方通行」を「気持ちの一方通行(=片思い)」と解釈して進めてきた以上、反則かなあと思ったんですが、ヨタカにもいい思いさせてあげたいなと、やってしまいました。生まれ変わりヨタカ×サーシャの娘……

こうやって語ってるとヨタカに肩入れしているかのようですが、実はわたしはハジャル派です。(自分の書いたキャラに「派」とか言うな)鈍感でデリカシーなくて天然の残念なイケメン!残念なイケメン大好きだからほんとはもっと書きたかったんですけど、男キャラふたりのバランスを考えたらあまり出せないかなと。

例によって「こいつら何でお互いのこと好きになったの?」なパターンですが、短編ゆえご容赦を!たぶんサーシャはほっとけなかったんじゃないですかね(適当)

どうでもいいけど教育係の老人・ミトさんは水戸のご老公のイメージです。だからミトさんです。発音ははんたーはんたーのミトさんと一緒ですけど。本当にどうでもよかったですね。はい。

ヨタカの気持ちが、サーシャが語り手の間に読者さんに察してもらえたらいいなと思いながら書きました。あとはなにげに主従だ主従と思いながら書きました。趣味に走ってしまったようです。

キーワードに「夜」が含まれていたおかげで、自分の好きなテイストに仕上げることができた気がします。(出来についてはふれないであげて)


「はじめてのおつかい」

タイトルまんまその2。いやでも、これもタイトルこれしかないだろ!

ほんわかストーリーのはずが、幼女をつけまわすアルバートさんの話に。(語弊)

そして久々のツンバートさんが楽しかったです。「世話が焼ける」じゃねえよwwwもう無意識にミリアム萌えが始まっている頃だと思います。

個人的なミリアム萌えポイントは「ぎゅうにゅう、こむぎこ、いちご、……」相変わらず微妙な萌えである。

アルバートさんとミリアムの絡みがあまりなかったのでゆたかちゃんには申し訳ないんですが、物陰からハラハラしつつミリアムをのぞき見しているアルバートさんを楽しんでいただければ幸いです。

コンパクトにまとまったことに関しては満足しています。理想的な長さだ。やっぱり既存キャラが出てくる話は楽です(こら)長さをわりと調整しやすい。

初夜を書けとゆたかちゃんにどやされていますが、久しぶりに幼女時代の話を書いたことで、ますますアルバートさん犯罪だろと思いました。よく手出したなまじで。

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