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「ひぁッ……、待っ……ぁ、はぁん……!」
奥まで強く打ち付ける震動が全身に響き渡り、またあの光が近付いてくる。
ズチュッズチュッ…ズプッズプッ…ヌチュッ
「あぁっ、ぁ……! ん……はぁっ、あぁっ」
「は……、あ……」
突き上げる速度がどんどん激しさを増して一気に身体の芯が熱を帯びた。
「んっ……あ、も……! だめっ……やぁぁっ、はあ、ぁん!」
「そろそろイかせてやらねーとな……」
グチュッグチュッ…ズチュッズチュッ…
「ぁっ、ん……鷹斗、はぁっ……! イッ、ちゃ……う……、あぁっ……」
「あぁ……一緒に、な……?」
ジュプッジュプッ…グチュッヌチュッ…
「んッ……! ぁっ、ああっ……んん、だめぇっ……! は、ぁん、ぁぁっ……―――!」
「ああっ……はぁっ……く……―――!」
びくんびくんと二度大きく震えたその先から生暖かいものが流し込まれる。
鷹斗の全てが私に注がれて、『好き』という想いが溢れ出て。
味わったことのない幸福感に包まれながら、私も絶頂を迎えていた。
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