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診断メーカーを元に書いた140文字のお話。夢だったりオリジナルだったりいろいろです。
140文字ss
2015/01/14 21:20
後ろからぎゅうと抱きつくと、雛ちゃんが肩を揺らした。冷たい雛ちゃんの手が私の手を握る。どうかしたの、と聞く彼の声を無視してただ抱きしめる。脳裏に真っ赤になってお姉ちゃんと監視官に言っていたのを思い出す。雛ちゃんの心臓の音を聞きながら目を閉じる。雛ちゃんが好きなのは私だけでいいのに
別ver.
後ろから抱きつくと、雛ちゃんが肩を揺らした。冷たい雛ちゃんの手が私の手を握る。「どうかした…?」首を振って否定をする。ただ少し、心がもやもやするだけ。背中に当てた耳から雛ちゃんの心臓の音が聞こえる。この感情も一緒に吐き出せたらいいのにと、彼の背中に顔をうずめて息を吐いた
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