Twitterログ 診断メーカーを元に書いた140文字のお話。夢だったりオリジナルだったりいろいろです。 2015/01/14 21:13 必死に手を伸ばすのに届かない。目の前にいる狡噛さんは歩いているのに追いつけない。走り疲れて足が棒のようになっても必死でかける。『待ってよ狡噛さん!』やっと捕まえたと思ったら砂になって崩れた。スーツを抱きしめて咽び泣く。ごめんなと声が聞こえた。謝るくらいならどうして消えてしまったの 刹X野座伸元 宜野座さんの前で泣くわけにはいかないと思って唇をかんで涙をこらえた。痛ましい腕をこれ以上の出血はないようにと肩の辺りをきつく縛った。宜野座さんは終始俯いたままで何も反応はなかった。きつく唇を噛み締める。自分では役不足なのはよくわかっている。そのことが今、たまらなく悔しかった 吶w秀星 運命なんかバカバカしい。そんなのクソ喰らえだ。シビュラも嫌いだけど、そういう考え方も嫌いだ。信じる方が阿呆なんだ。そう思ってた、ついさっき迄は。ドキドキとする胸を押さえる。こんなのは初めてだ。彼女が俺の顔を覗き込む。「ねぇ、縢くん顔赤いけど平気?」「大丈夫、」応えた声が上擦った。 |