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劇場版PSYCHO-PASS
2015/01/09 16:29

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オープニングで槙島さんがチラリと写ってまさか……?!って思ってたら出てきた。狡噛の想像だったけど、相変わらずだなぁって。朱ちゃんは二人の違いを『他人支配したいか否か』と言った。実際その通りだと思う。
デスモンドは彼のその部分を見抜き評価し、彼を欲しがていた。残念ね、槙島だったらのったかとしれなかったけど。いや、でも槙島は軍には興味ないかな。

映画では海外が舞台となったわけなんだけど、色々と衝撃的だった。海外は日本とは違い荒れている、ということはなんとなく承知していた。承知していたけど銃火器による市民の殺害、反政府ゲリラとの戦争には驚かされた。これが人対人ならばそれなりに対等な争いとなるのだろうが、ところがどっこい政府軍はシビュラを用いて鎮圧をするのだ。これは狡噛がいなければもはや虐殺となっていただろう。
神谷浩史演じるニコラス・ウォンはその政府軍の幹部だ。日常に戦争があり人の死を目撃していながらなぜPSYCHO-PASSをクリアに保っていられるのか。まだシーアンには矯正施設などはない。セラピストもおらずおそらく薬もないだろうと思われる。その中でクリアに保っていられるなんて…当然ここには裏があって、なんと軍の大半がスキャナを受けていないのだ。そういった誤魔化しがシビュラに通用するのかと唖然としました。そんなチープな手がアレに通用する筈がない。
シビュラは見逃していただけだった。ホッとしたと同時にちょっと失望。認識を改めた。
最後にニコラス・ウォンたち政府軍を執行するためシーアンに宜野座さんたちが!宜野座さんにひたすらときめいていました……だってあんな、ぽにて……ぽにてが見える度ときめいてました(笑)だって宜野座さんかっこいいんですよ!一期二期と美人だったのに!ここに来てあいつかっこよくなっちゃったんですよぉぉお!!ほんとなんなんですかねあの人。なんど私を揺さぶれば気が済むの。私はお前には落ちん!!私が好きなのは雛ちゃんなんじゃー!!

変わらない男と変わった女。
言うまでもなく狡噛と朱ちゃんのことですね。まったく一期から変わりない狡噛と刑事へと変化を遂げた朱ちゃん。なのにこの二人のやり取りって一期とそう変わらない気がしてちょっと嬉しかった。ああいや、すこし変わったかも。でも二人のやり取りをもう一度見れたのが嬉しかったし、とても良かった。

静かなところを探していたのにどこにもなかったという狡噛。彼が穏やかに暮らせる場所がそのうち見つかるといいなぁ……

変わらず霜月ちゃんは嫌な子だった。霜月ちゃんは『監視官』で朱ちゃんは『刑事』ってイメージ。狡噛と出会い、槙島の事件をへて彼女は刑事へと変化した。霜月ちゃんは朱ちゃんの過保護さゆえと東金親子によって歪められ監視官になった。なんかこう考えてみると二人のそうなるまでの過程の違いってちょっと哀しいですよね。

劇場版PSYCHO-PASSの魅力はアクションシーンにあると思う。これまで描かれてきた日本国内から海外へと変わり、しかもその国では紛争が起きている――銃火器での銭闘、狡噛とデスモンドとの肉弾戦。とてもとても魅力的だと思うし、思わず息を呑む激しさがあった。

映画のエンディングは一期エンディングでもあった『名前のない怪物』だったことにとても驚いた。私はこの曲について、その歌詞の一部に槙島聖護を重ねていた。なんとなく、あの男が当てはまるような気がした。だけど今違うのかも?と思っている。『怪物』は一体誰だろう。シビュラシステム自体を指すのかもしれない。


それにしても冒頭に出てきた密入国者。狡噛によればそんなツテをもっているような奴らではないとのこと。ならばどう やってあの密入国しハイテク機器を揃え、バイヤーと会う算段をつけたのだろうか。この間には必ず第三者が入る筈だ。一体、どこの誰が――映画ではついぞ明かされなかった。いつかそこまで明かされないかなーってちょっと期待してる(笑)

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