3人とときどき桐間

龍「あっちーなー」
海「アイス食べたい」
浩「(暑い)」
龍「しゅん、元気かな」
浩「この前見たら元気なかったが」
海「…あのしゅんが?」
浩「ああ。」
龍「よっしゃ!海にいこう!しゅん誘って、元気取り戻そうぜ!」
浩「いいかもな。」
海「よーし、そうと決まれば誘ってくるか!」
浩「ちょっと待て」
海「え?」
龍「桐間にアポ取んなきゃ」
海「は?なんでしゅん誘うのに桐間くんのアポ取んの?」
龍「いやー、だって、なあ?」
浩「まあ、色々だ。」
海「はぁあ?」
龍「いいからお前が桐間に許可とってこい!」
海「や、やだよ! あいつ俺につめてーし!」
龍「それはお前が馬鹿のくせにしゅんに馴れ馴れしいからだよ!!」
海「理不尽!!」

海「き、桐間くーん」
桐「あ?」
海「(もうやだやだやだこわいよいやだよ)あ、のさーしゅん海に連れて行きたいんだけどいいかな?」
桐「は?(二人で?)」
海「いやいや、二人でじゃなくて、桐間くんももちろん誘いたいな…」
桐「はあ?(あのクソ男のせいで一緒にいれないんだよ…こいつ空気読めよ)」
海「や、やっぱダメっすよねー」

海「無理だった!」
龍「つっかえねーな、カス、ゴミ!」
海「か、ご、酷いよ、龍太のばか!」
浩「そうだぞ、龍太。頑張った相手にそれは…」
龍「やっだなー、浩、冗談だよー! いつも言ってるし、な、海飛?(話合わせろよ)ピキ」
海「あ、ああ」
浩「そうなのか、なら、いいが」
龍「うん! それよりよ、海やっぱ3人で行くことになっちゃうか。」
海「だろーな。まあはっちゃけようぜ!」
浩「(俺も、いくのか…)」
龍「よーし早速準備…」
先生「おい山辺、夏休みは補習だから。」
龍「!!??」
浩「ああそうか、期末テストひどかったしな」
龍「いやいやいや行かねーし、補習なんか!」
浩「行け」
龍「はい」
海「じゃあ海の話はなしって感じでいいかー」
浩「二人で行けばいいだろう」
海「え」
龍「ええ」
龍海「えええ?」
浩「たまにはいい」
海「いや、あの」
龍「……海飛、あとで覚えとけ?」
海「俺不憫!!!」
浩「(からかうのくせになるな…)」


良い海の日を!!




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