おまけ(海飛と龍太)

「あーあ、浩と相合い傘できなかったな。しかもなんで海飛なんかと相合い傘しなくちゃなんねーんだよ」
「別におれはしなくていいんだぞ、いいんだからな!」
「(無視)あ、そういえば、しゅん、どーしたんだろ」
「知らないよ、もう…」
「もしかしたら、桐間と帰ってたりしてな」
「いやいやないない…
【ちょうど春と桐間がわちゃわちゃ抱きついて揉めている所目撃】
って、当たっちゃったよ。つーか予想以上に絡んでるよ。なにしてんだよ、あいつらぁあ!」
「…………さあ?(公共の場だぞ、考えろよ)」
「あ、なあ龍太」
「ん?なにー?」
「あの桐間ってやつに睨まれたんだけど、なんでかな。ちょう怖いんですけど」
「え、あはは。まじで? いつだよ?」
「授業中に傘の話してただろ」
「いつ?」
「ほら、しゅんと話してたとき! なんもしてねーのにな、鬼のような形相でぐわってにらんできたんだよ! おーこわ」

「いや、それ大問題」


(春と話してるから睨まれたんだよ!)






人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -