Title No.09

丁度、こんな夜だった

確かに覚えていたはずだ

辛いから見てられない

風に残した翼の記憶

海に溶ける

また、何処かで

きれいなしにかた

自己犠牲に溺れる

触れられないほど冷たくて

雪が全てに蓋をして




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