◎プリガムとテレビ

「ぎゃははは〜」

「おもしれー!」

「あれ絶対浜ちゃん笑ってるよ」

「オレも思ったわ〜」

「ねえ、今から笑ってはいけないやろうよ!」

「おもしろそーやろうぜ!」

「…」

「…」

「…」

「…」

「ぷっ」

「おまえの負け〜オレの勝ち〜」

「いや、無理だよ!だって、あのエキストラどっかのテニス部副部長に似てるんだもん!」

「どれだよ?」

「2列目端」

「ぶっ!」

「ヤバいでしょ??」

「てか似てるのレベルじゃねーよもろじゃねーか」

「むしろ本人?」

「おい仁王に電話しようぜ!」

「あたしがかける!」

「もしもし?」

「仁王?」

「久々じゃの」

「昨日会ったでしょ!ね、テレビ見てる?」

「ああ、ガキ使見とるんよ」

「ちょうど良かった!2列目端副部長に似てない?」

「おー確かに似とるの」

「ヤバいだろぃ?今爆笑してたんだぜ!」

「じゃよいお年を」

「あれ…切られた」

「た、大変だよブンちゃん…!」

「なんだよ?って…!?」

「「これ仁王じゃねーか!!」」


10お正月
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