「パピコあんねんけど食べるか?」

「まじで?食べるー!」

「ん」

「ありがとう白石」

「ほんまアイス考えた人天才やわノーベル賞とるんも夢やないっちゅー話や!!」

「いや夏こそオクラやろー!毎日毎日そうめんばっかで、もう見たないまで思うたそうめんがオクラを上乗っけただけで輝くねん!」

「確かにそうめんにオクラは合うと私も思うなあー」

「せやろ?まるでオレと小春のようやねんなー、あれ…こはるぅー?」

「ねえこれ、私がツッこむところなのかな?」

「スルーでええと思いますよ」

「財前相変わらず冷たいんやからあ」

「そんなことないッスよ、まあ冷やしぜんざいが最強っちゅー話ですわ」

「いっつもやろ光は」

「なーあ、白石ぃもうパピコないん?」

「これ以上食べたらお腹壊してまうからやめとき」

「えーいやや!食べるで!」

「金ちゃん、そぎゃん食べたいんやったらオレのあげるたい」

「甘やかしたらアカン」

「金ちゃんは成長期やから心配なかよ、たくさん食べたら大きくなれるばい」

「千歳が言うとすごい説得力あるね」

「千歳はん機嫌ええな」

「今テレビでジブリ祭りやりよるたい、そりゃ機嫌もよかなるばい!」

「来週はトトロなんだよねー」

「そうなん?」

「楽しみばい!」

「ただいま〜オレにもアイスくれへん?」

「健ちゃんやん、おかえりー!」

「あ、もう無いわ…ごめんね」

「ついてへんな…」

11夏
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