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※管理人なんとなくで曖昧なCP想像です。その点はご了承下さいませ。


中学生といえば思春期。思春期といえば…そう。



「色恋、ですねぇ。ヌルフフフフ」


殺せんせーの顔は酷くニヤァとしており、ピンク色をしていた。その手にはペンとメモがあり、もういつでもその手の話はカモンという状態だ。


「まずはそうですねぇ…。おや、あれは千葉くんと速水さんですね」


外にはお昼休みにも関わらず熱心に射撃の練習をしている2人。それを後ろからソロ〜っと観察。

あの2人は暗殺に関しての重きはとても似ており、仕事人タイプ。沖縄の時もあの2人の射撃の腕で一つ難を逃れたという点もある。



「ねぇ、この時ってこの距離からでも大丈夫だと思う?」

「あー…、そうだな。あと一歩前…あ、その位。その位からなら確実撃てるよ」

「…やってみる」



ほうほう。互いに似通っている部分がある為、話も合うんですねぇ。まぁこの2人は性格もよく似ているようにも見えますしね。



「…撃てた」

「な。速水なら絶対撃てると思った」

「あ、りがとう」

「いや、良いんだ。…風向きを考えると、あれを撃ち抜くにはやっぱりこうかな」

「…その時は腕を固定したほうが良いと思う。銃口をほんの少し動かせる程度の力の入れ具合」

「難しいな…。…あ、こうか?」

「うん。そう。千葉なら慣れればすぐ身に付くよ」

「…そうかな」

「…そう」



ヌルフフ…ヌルフフフ…!互いに互いを無意識に褒め合う!良いじゃありませんか〜。ちょっとそこでお互い下を向くのがまた良いですねぇ。えー、メモメモっと…。千葉・速水ペアは無意識に褒め合う。会話最後に、俯いてしまう。…OKですっ。次行きましょうか。












「前原!この間柴崎先生の暗殺特訓の時私に言ってくれなかったでしょ!」

「あ?あれ、言ってなかったっけ?」

「聞いてないわよ!もーっ、言ってくれたって良いじゃない!」



おやおや、あれは前原くんと岡野さんですね。いつもの掛け合いですかねぇ。



「だってあの日お前駅前のスイーツがどーのこーの言ってたじゃん!」

「そ、それは…。って、なんであんたが知ってんのよ!」

「た、たまたま聞こえたんだよ!だから特訓あんぞーって言ったらお前駅前のスイーツより特訓取んだろうが!」

「そりゃああの日はスイーツ行ったけど、特訓があったら行ってないわよ」

「ほらみろ。俺の言った通りじゃん」

「…むー…」



拗ねちゃいましたね、岡野さん。彼女は柴崎先生の体術を少しでも会得したいと思っているようですからねぇ。前原くんは体術もそうですが、柴崎先生の何かしらを会得したいみたいですしね。あ、あと烏間先生の何かも。



「…で、」

「…なによ」

「美味かったのかよ、そのスイーツは」

「…まぁね。美味しかったけど」

「ふーん。良かったじゃん。なんて店?」

「フランって名前」

「へぇ、今度俺も行ってみよー」

「チーズケーキ美味しいよ」

「お、マジか。他は?」

「他はね〜…」



ヌルフフフフ。喧嘩するほど仲が良いとは上手く言ったものですね。あの2人にはピッタリの言葉です。最初は特訓どーのこーのの話だったのに、スイーツの話に。フランですか。メモメモ…。チーズケーキが美味しい…。ふむ、メモメモ…。しかも前原くんは岡野さんを気にして誘わなかったとは…。女の子には優しいですからねぇ、前原くん。勿論他の人にも彼は優しいですがね。


さてさて、バレないうちに退散しましょう。お次はどなたがいるでしょうかねぇ。













「私が思うに、烏間先生がリードしてる気がする!」

「ビッチ先生も頑張ってるけどねぇ」

「本命には弱いからさ〜」


教室に行けば、にゅや?あれは…女子会みたいなものですかね。女子生徒だけが居ます。聞こえてきた会話からして…ヌルフフフフ。先生、大好物ですよ。なにも恋は思春期のお年頃の時だけではありません!!万年恋はあるのです!!そして、大人と大人の恋こそ!!テンションはエベレスト!!です!!



「この間休憩中の柴崎先生に話し掛けるか掛けないか、ビッチ先生すんごい悩んでたよ」

「それあれ?廊下で目閉じてた柴崎先生いた時?」

「そー!いつだっけ?一週間、二週間前くらいかな?」






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