うちの子自慢
『突然だが、今日はお前に私と新羅の子供を紹介したいと思う。』
『名前は 帝人 ってかなり仰々しい名前だが、姿はすっごく可愛い。そう、可愛いんだ。本当に可愛いんだぞ!』
『実際に私達の子供という訳ではなく養子として来た子だが、目に入れても痛くないほど愛してる。もちろん新羅もだ。』
『何故急にこんな話をしたかと言うと………自慢だ。ただのうちの子可愛いだろ自慢だ。って、 何だその目は!ハッ!!そうか、見た事ないからそんな態度でいられるんだな。それなら見せてやろう、ほら帝人おいで!』
セルティが影を使ってドアをノックすると……
-ガチャッ-
「セルティさん?何か用ですか?」
部屋から中学生ぐらいに見える可愛らしい男の子が出てきた。
『ほら、帝人。お客さんに挨拶しなさい』
「あっ!は、初めまして!僕、りゅ…岸谷帝人って言います。」
『ほら見たか!すっごい可愛いだろ!ん?婿に欲しいだって?やれる訳ないだろ!なんてたって帝人はうちの可愛い可愛い箱入り息子なんだから!』
-ガチャッ-
「ただいまー」
『あっ!新羅が帰ってきたな、おかえり』
「新羅さんお帰りなさい」
「うん、ただいま…って君誰?」
『私の知人だ!ただ、ちょっと帝人の事自慢してたら婿に欲しいなんて言い出してな…』
「何だって!?俺達の大事な大事な帝人君を婿になんてやれる訳ないよ!」
「あ、あの!お二人共ちょっと落ち着いてください!僕はここを出る気なんて一切ありませんから!僕だってセルティーさんと新羅さんとずっと、ずーっと一緒に居たいです」
『み、帝人!!』
「帝人君!!」
「わっ!ちょっと二人共一緒に抱きつかないでくださいよ」
『ふふ、帝人は本当に可愛いなぁ』
「当然だよ!なんてたって私達の子だからね!」
『おい新羅、いい加減一人称コロコロ変えるの止めたらどうだ?』
「えー…別に良いじゃないか。ねぇ、帝人君」
「えっ?は、はい!そうですね」
『あっ!何勝手に帰ろうとしてるんだ!?まだ3分の1すら自慢してないじゃないか!え?まだ続くのかって?当然だろ、な、新羅!』
「うん!そうだよ!まだまだ全然語り尽くせてないからね!だって見てみなよ!この愛くるしいおでこにくりくりした可愛い目、見た目はまるで小動物だし、あっ!仕草も似てるしね!それに…」
「わぁーー!本人居る前で言わないでください!恥ずかしいじゃないですか!」
「大丈夫!照れてる帝人君も可愛いから!」
「そ、そういう事じゃなくてですね!」
『慌ててる帝人も可愛いな!』
「セルティーさんまで!!」
『帝人は何してても可愛いな!あっ!何着ても可愛いけどな!今度女の子の服でも着せてみようかな…』
「な、何言ってるんですか!!僕は男ですよ!」
「帝人君は良いんだよ!杏里ちゃんにでも相談したらどうだい?」
『そうだな!そうしよう!』
「僕の話を聞いてください〜っ!」
あぁ、なんだただの親バカか。
------------------------end
お待たせしましたっ!
やっと、やっと書き終わりました(;´д`)フゥ
ただ、ほぼ会話文になった挙げ句、相変わらずの駄文クオリティーですが大丈夫でしょうか(´・ω・)?
こんなのしか書けなくてすみませんっ。゚(゚´д`゚)゚。
U波さんの文才分けてください(泣)
返品いつでも受け付けてますので、どうぞ投げつけてやってください(`・ω・´)