キース・グッドマン




僕はまだ子供だから。キースはいつもそう言って、唇どころか頬にだってキスをくれたことがない。ただ、時々、ちょっと目を細めて、抱き寄せて、掌にキスをくれる。そういう時のキースがちょっと怖くて体を震わせてしまう僕に、キースはやっぱり僕を子供だと言うんだ。
written by:光(@Julius_Li)[〜In die hohle Hand Verlangen, 掌なら懇願]





君に愛されている彼女が羨ましい。その愛情が私に向けられることは決してないから。でも願ってしまう。私を見て、愛して。どうしようもなくて、私は君を抱き締める。「なに泣いてんだよ?」答えることは出来ず、ただ彼の掌に唇を押し当てた。この熱が君に伝わればいいのに
written by:耀子(@avenir_yohko)[〜In die hohle Hand Verlangen, 掌なら懇願]





キングオブヒーローなんてどうでもいいの。ヒーローなんて本当は止めて欲しい。だけどそんなこと言えるはずがなくて。誰よりも傷つきやすい貴方を私まで傷つけたくない。「頑張って、怪我しないでね」掌に落とす口づけは懇願。どうか私の浅ましい願いに気づかないで。
written by:くわた(@kuwacapu)[〜In die hohle Hand Verlangen, 掌なら懇願]





キース、キスしてよ。ぼけたつもりなのに、つっこみなんて返ってこない。天然で誠実で優しい恋人は、私のくだらない冗談にさえ真剣に向き合って。隣にいた虎徹さんが「寒い、座布団没収」と突っ込むよりも早く、抵抗も、息もできないくらいに深くキスをされた。
written by:島田(@shiMa5o)[〜Sel'ge Liebe auf den Mund; 唇なら愛情]





彼は私の靴を脱がすのが好きだ。椅子に座る私の足を恭しく持ち上げ、そっと撫で上げる。今日はたまたま素足だった。だから?すごく熱がこもった目で足を見つめられた。いつも以上に愛でられながら靴を脱がされる。そのまま、吸い寄せられるようにつま先にキスを落とす彼は
written by:はくさい(@DxxxxH)[〜Ubrall sonst die Raserei. それ以外は、狂気の沙汰]












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