バーナビー・ブルックスJr.




真っ白になった頭の中で俺は必死に言い訳を考えていた。嗚呼クソ…、先輩になんて事を仕出かしてんだ…!外した眼鏡を元へ戻そうと顔を見つめ震えたそれに、じわ、と込み上げた思いに突き動かされ、再び唇を押し付けていた。「ずっと貴方に憧れていました」
written by:創(@hjm_0w0)[〜Aufs geschlosne Aug' die Sehnsucht, 瞼なら憧れ]





驚く彼の前に跪いて、履いていた靴と靴下を脱がせる「貴方はいい加減思い知るべきです。僕がもう、貴方の前では正気でいられない事を」逃げようとする足首を掴み、その爪先に口付けると、頭上から声「……俺まで、狂いそうだよ」いっそ彼も狂ってしまえばいい
written by:東條(@ak_tj)[〜Ubrall sonst die Raserei. それ以外は、狂気の沙汰]





常に女性の格好をしている彼に、少し大きめのパンプスを贈った。案の定靴擦れした足に絆創膏を貼ってやる。「なぜサイズの違う靴を履いてきたのですか」「…あんたがくれた靴だから」計算通りの答え。そしてこの靴擦れは所有の証。僕は彼の足に口付ける。彼は僕の物だ
written by:耀子(@avenir_yohko)[〜Ubrall sonst die Raserei. それ以外は、狂気の沙汰]





がくん、と足元がぐらついて、その瞬間には声がかかった。「手、貸しましょうか」輝くシャンデリアに笑顔に、眉を寄せる。いつもなら無視するだろうに、仕事の場だとこれだ。完璧な演技。「どうも」よくやるわ、とは口にしない。けれどその手には素直に口を寄せてあげた。
written bby:ぐるぐる(@suzushi211)[〜Auf die Hande kust die Achtung, 手なら尊敬]





ぼんやり飯を食ってたらいつのまにかバニーの顔が目の前にあった。驚きに思わず固まってると、前髪越しに額にキス。おいなんだ今の頭大丈夫か。「? 友情を示すには、額にキスすると聞いたんですが」「…そう来たか」さすがトモダチいない歴=年齢。誰だよからかった奴。
written by:くわた(@kuwacapu)[〜Freundschaft auf die offne Stirn, 額なら友情]





唇に触れた久々の優しい感触。一寸訳が分からず目を瞬かせてみる。どうしたの急に。いいじゃないですか、って…確かに構わないし歓迎するけれど。照れてしまったのかそっぽを向く彼に、もう一度キスの理由を訊ねてみれば「今日は僕の誕生日なんです」
written by:ハギノ(@hagino108)[〜Sel'ge Liebe auf den Mund; 唇なら愛情]





すんすんと鼻を啜る音に気付いてベッドを見れば、可哀相にうなされて夜泣きをしていた。起こさないよう髪を撫でつけ、囁く。『私がいるから、安心しておやすみ』その恐怖が、憎悪が、私の秘めた狂気に飲み込まれてしまえばいい。そう願って、心臓の上へ誓いのキスを
written by:うた(@mocokosuke)[〜Ubrall sonst die Raserei. それ以外は、狂気の沙汰]





「今日キスの日なんですよ」「だから?」「キスしてくださいさせてください」「お前ほんとに怖い」「別に恥ずかしがること無いじゃないですか」「いや恥ずかるとかいう次元じゃ「ちゅ」何してんの」「唇は愛情なんですって。だから首に」「首に?」「欲望なんで「やめて」
written by:はくさい(@DxxxxH)[〜Arm und Nacken die Begierde, 腕と首なら欲望]





「ここに入りたい」あいつがそう言ったときぶっちゃけ俺は意味が分からなかった。「何て?」「僕、ここに入りたいんです」服を着てない俺の腹筋だけて柔らかくもない腹に触れるだけのキスをしている。入りたい?俺の腹ん中に?どうかしてるとは思っていたが、ここまでとは
written by:はくさい(@DxxxxH)[〜Ubrall sonst die Raserei. それ以外は、狂気の沙汰]





え?一瞬の出来事に目を丸くする。挨拶のキス、をするつもりだった。彼の頬に。なのに、なんで。唐突にあわされた唇が熱い。息を、言葉を奪われて。「挨拶にキスなんて、金輪際やめてくださいね?」次はこれじゃあ終わりませんよ?とバーナビーは微笑んだ。
written by:島田(@shiMa5o)[〜Sel'ge Liebe auf den Mund; 唇なら愛情]





「ばにーちゃん!」腕の中の少女がぷうと頬を膨らませた。ご機嫌は斜め。どうしたのか、と問いかけて額の柔らかな感触に眉を寄せた。「め!しわよせたら、めっなの!」額に張り付いていやいやする子供に「おじさんと僕、どちらが好きですか?」「こてつ!」項垂れた
written by:創(@hjm_0w0)[〜Freundschaft auf die offne Stirn, 額なら友情]





「キスしてください」「無理です!」「何故?」どうしてこの人はこんな無茶ばかり言うんだろう?いかな恋人同士とはいえ他の人の目の前でなんて「僕のこと、愛してないんですか」卑怯だよバニー君…そんな風に言われたらNOとは言えないじゃないか!
written by:島田(@shiMa5o)[〜Sel'ge Liebe auf den Mund; 唇なら愛情]





何度も見る夢の中で、いつも決まってアナタは僕の額に口付ける。「無理すんな」と笑いながら。
written by:有里黎(@arisatorei)[〜Freundschaft auf die offne Stirn, 額なら友情]












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