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2014/10/09 00:49 ライアンがヒーローやり始めたころに助けた人=主人公。 初めてだったし、何となくやりとりが続いていつの間にか恋人同士。 シュテルンに引っ越して、主人公に病気が発症(持病の悪化でもいい)。管に繋がれた状態で、体調がいいと庭とか散歩したりできるけど、ひどい時は死んでるような感覚に襲われる。仕事が終わると必ず病院に行って出来るだけの時間を過ごす。 「仕事で疲れてるんだろ?別に毎日来なくたって平気だよ?」 「はぁ?馬鹿なの?俺が会いたいから来てんだろうが」 「そっか」 「…てか、毎日会わなくても平気とか思ってても言うんじゃねぇよ」 「ごめん。負担かなぁって思って」 「負担じゃねぇもん」 「うん、ありがとう。僕も毎日ライアンに会いたいから、来てくれてすごく嬉しい」 「よろしい」 「ふふ」 とかいう会話をして、ライアンがそのまま寝ちゃったのを優しく髪の毛撫でながら眺める主人公。 そんな日が続いていたんだけど、しばらく面会も出来ないくらい悪い日が続く。面会が許されたのは会えなくなってから2週間後。久しぶりに会った主人公の顔色は悪く、心なしか細くなっていた気がする。 酸素マスクをして、数本管に繋がれて、胸の上下と酸素マスクの曇りで、生きているとようやく分かる。触れると、暖かい。いや、きっと暖かいのはライアンだ。ライアンの熱が移って、暖かく感じるのだろう。 このまま自分の体温が全部主人公に移ってしまえばいいのに。 意識が回復したのは翌日。そこからしばらく容態は安定していた。看護師さんには内緒でイグアナを連れて行ったりした。久しぶりに会う主人公にイグアナも嬉しそうだった。 ライアンが今日もイグアナを連れて病室に行くと窓を開けて寝ている主人公の姿。顔色はあの時よりもよさそうで、呼吸他も安定している。生きた心地がしなかったなぁとライアンは振り返る。でもよかった、元気になって。 先生もこの調子で回復していけば一時帰宅なども可能だと言っていた。病室にはテレビがないから、ゴールデンライアンの活躍は見られない。家にある大きなテレビで一緒に見ようと以前約束していた。 仕事の呼び出しだ。事件発生。 ライアンは置手紙とイグアナを置いて仕事へ。ヒーローとしてのライアンが求められていた。 主人公がふっと目を覚ますとイグアナのどあっぷ。 「うわぁ!?」 驚いた様子にどことなく満足そうなイグアナの顔。 「…っ、お前か。脅かすなって…」 そんなことお構いなしにイグアナはライアンの置手紙を渡す。 Darlingへ 起きた時、寂しくないように、マイスウィートハートを置いていくぜ。 愛しの恋人はヒーローやってくるから、今日も活躍出来るように祈っててくれよな! 「何が寂しくないようにだ。寂しがり屋はお前だろーが」 その言葉に同意するようにイグアナは尻尾で主人公の手の甲を撫でる。 仕事、無事に終わるといいな…会いたい、ライアン。 事件は犯人をゴールデンライアンが捕まえて無事解決。各々が戻っていく中、後ろから誰かに抱きしめられた気がした。ただの追い風なのかもしれない。けれど、それはどうして、そう、思うのか、分からない、けど、でも、今のは…… 「〇…?」 病室ではイグアナが動かなくなった主人公の腕の中に潜り込み、自分の低い体温を下がっていくだけの体に移そうと丸まっていた。 ※初めて助けた市民でもいいけど、ライアンのエンジニアでもいいな。 「早くライアンのヒーロースーツのメンテナンスやりたいなぁ」 「あー…やらせてくれっかな…」 「だって、ライアンのエンジニアは、僕でしょ?」 「シシッ、その通りだな!まぁ、俺が言えば〇を専属のエンジニアとしてメンテナンス出来るようにしてくれるだろうな」 「そのためにも、早く復帰しなきゃなー」 「まずそっからだな。いい加減部屋が寂しい」 「ふふ、寂しがり屋さん?」 「うるせぇ。誰のせいだ。だ、れ、の!」 とかいう会話になるのか。それもまた可愛い。 |