怖いもの


ガダッ
「ひぃ・・・っ!」
「あのさー、マツバ。ゴーストタイプのジムトレーナーなのにお化け屋敷駄目ってどうなの」
「だっ、だから人口的な恐さがだめ――ひぃやぁ!」

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ゴーストタイプの使い手なのにお化け屋敷がめっちゃ怖いマツバさんかわいい。
トラウマの原因は主人公。
小さい頃から怖がりだったマツバに親切心からだけど色々してきたため、人が驚かす系統の怖さがダメになった。

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昔は酷かった。
「あれ?マツバー」
「どうかした?」
「お前どうして肩に人の手乗っけてるの?」
「いやああああああああああ!!!」

「実はな、今マツバが座ってる場所、数年前に自殺した女の子が死んでたところでな」
「いやああああああああああ!!!」

「マツバー最近どうして一緒に歩いてるんだ?」
「へ?」
「?ずっと一緒にいるだろ?その人」
「いやああああああああああ!!!」

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人工的っていうよりも、ポケモン的な怖さが大丈夫みたいな感じ。
悪さしても悪戯しても、正体が分かってるものは怖くない。
主人公は元々霊感とかそういうものが類稀なくらい強かった。強かった上にメンタルも強かった。
マツバさんも元々憑かれやすかったので、本当に親切心からだった。
今では主人公と一緒じゃないと色々不安に駆られるマツバさん。




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