愛されてるけど、みんなを覚えない話


毎日会うは組の子と山田土井先生の顔(+α食堂のおばちゃん)しか顔を覚えられない物覚えの悪い1はっ子主人公。
男前な性格をしているためみんなに好かれるけど、「誰?」な話。
「○おはよー」
「あ、兵太夫おはよー」
「○おはよう!」
「・・・誰?」
「えぇ!?僕だよ!」
「善法寺先輩おはようございます」
「ぜん・・・何だって?」
「○!保健委員だよね!?ちょ、保健委員でしょ!委員長だよ!」
「○、保健委員だったんだ」
「うん。乱太郎と一緒」
保健委員な主人公。けど、基本乱太郎と一緒に行動するので、乱太郎以外覚えられない。伊作よく指導とか、薬草教えてる=一緒にいるのに覚えられていない不運。かわいそす。
一年はなんとなく覚えてる。上級生とか何?人多すぎるし、同じ顔に見えるよ(´・ω・`)

「○!僕の名前は!?」
「えー・・・えーと・・・」
「ヒント!最初は、で!」
「で?で、で、で・・・」
「ヒント2!次はん!」
「でん?でん、でん、でん・・・」
「ヒント3!次はし!」
「し?えじゃなくて?」
「し!でんし!最後は何!?」
「(50音で最初から当てはめていく)でんしち!」
「正解!」
「じゃ、僕は?」
「兵太夫」
「即答・・・!」
「(勝ち誇った顔)」
「キーッ」
い組にどや顔するは組。かわいい。

お菓子くれる人覚えるよ!でも学園外の人に限る。
清八さんとかちゃんと覚えてる。ただ、名前は覚えられないので、若旦那の人認識。会うたびにちょっとしたお菓子くれたり、お話してくれたりして大好き。食満は覚えられない。お菓子上げてるのに。かわいそす。誰かに何かを貰ったのは覚えてるけど、もらった人が摩り替わる。
「この饅頭、誰にもらったっけ・・・あ、そうだ。喜三太だ。作法委員のお使いの帰りにお土産でくれたんだ」
「それ俺があげたやつぅぅぅうううう」
食満かわいそす。




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