「おまんが手に入るなら、他に何もいらんぜよ」
「ぶはっ!」


俺の一世一代の告白の言葉を、こいつ、飲んでたイチゴ牛乳を噴き出すことで答えやがった。なんじゃなんじゃ。まーくん傷ついたー。


「何がまーくんだ、うぜえ」
「お前さんがバカにするからじゃ」
「お前が気色悪いこと言い出すからだろ!つーか返せよ!俺のイチゴ牛乳!」
「噴き出したお前さんが悪いんじゃー」


だからこいつは痩せないんじゃ。こうやってばくばくばくばく口に何かを含んでるから。やーいやーい、丸井ピッグー。「っざけんなよ、仁王てめえ!!」…あー、うるさい。耳元でそんな大声出すなっていつも言うとるじゃろ。あ、今度はポテチを食いよった。


「つーかさ」
「ん?」
「お前、本当にさっきの言葉比呂士に使ったのかよ」
「そうじゃき」
「うわあ…。よくそれでオーケーもらえたよな。奇跡じゃね?」
「そんなに変かの?」
「変っつーか…。そんな漫画みたいな台詞吐くなんてただの馬鹿だろ。俺だったら言われた瞬間に鳥肌立つな。キモいから」
「でも、柳生は喜んでくれたぜよ?涙流すぐらい感動してくれてたし」
「………」



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お馬鹿28シリーズを始めようかと思ってます。
馬鹿ップルっていいじゃない!



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