ウォルティナはにこりと笑うと、両手を高く上げ、振り払う様にした。 すると、次の瞬間辺りの砂は水に濡れており、日の光を浴びてキラキラと光っていた。 「ありがとうございます、ウォルティナ」 『いえ、では私はもう戻りますね』 そう言うと、ウォルティナは指輪に戻った。 「これで大丈夫ですか?ネティン」 『うん、じゃあ行くよぉ〜』 その後、砂で出来た壁の影に隠れ、ある程度快適に進んでいた一行だったが、彼らは忘れていた。 ここが砂漠であり、日射しがかなり強い事を。 もちろん、水を吸って固まって砂でも、いつかは崩れる訳で。 「「「「「「「「――――――!!?」」」」」」」」 砂漠を出る頃には、砂まみれの彼らと、困ったようにうねうね動くネティンがいた。 〜後書き〜 ………すみませんっ!!! 全力ですみません土下座です激謝ですごめんなさいーっ!; なんかノームあんまり目立ってないし…ネリアとエリィが一言も喋ってないし…! そして、今までの作品の中でも屈 指の駄文っぷり!! もももちろん返品可ですので…っ! ど、どうか石を投げずにこれからも仲良くしてやってくださi(殴 |