ハムテル 西根公輝
「‥‥ハムテルの名前が思い出せない」
「おいおいお前恋人の名前も思い出せないのかよ」
「黙れ二階堂、お前はハムテルの本名を思い出せるのか」
「‥‥」
「ほらね!」
二階堂だってハムテルって呼んでるから本名思い出せないなんてよくあることだよね、おばあさまだってキミテルだし。あれ、なんかかわいそうなことになってるぞハムテル。
「‥‥ふたりとも、名前くらい覚えてくれませんか」
「あ、ハムテルご本人登場ー」
「いいか、俺の名前は」
「「ハムテル」」
大きなため息とチョビの荒い息遣いが聞こえた、チョビかわいー。縁側でミケが日向ぼっこしてるから仲間に入れてもらおうと席を立つ。
ハムテル
短いお話でした
ちしま
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