総北1年トリオとジェンガする

「いえーいジェンガ大会ー!いん今泉家ー!どんどんぱふぱふー!」
「なんで俺んちなんだよ」
「えーやんえーやん!無駄に広いんやし!」
「ボク、こういうの初めてだよー、楽しみにしてたんだあ!DVDも持ってきたし!」
「いやいや!わたしのほうが楽しみだったもんね!みてみてあとでヒメヒメ観ながらタコパしようと思ってタコ焼器とタコと粉持ってきた」
「えっなんで!? でっかいバック持ってんなーとは思っとったけどタコ!? わからんわー可能性未知数すぎて突っ込みおいつかへん」
「というわけで今泉これよろしく」
「・・・誰がさばくんだよ」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「さージェンガジェンガ!ちなみに普通のジェンガだよ!ラブジェンガかと思った?残念!普通のジェンガでしたー!」
「あの、はるのさん、ラブジェンガってなに・・・?」
「めんどくせーからはじめんぞ」
「あっ今泉さっそく一番下から抜くとか!基礎工事崩すなー!」
「次ワイやな!・・・これスリータッチやんな?」
「しょーがねえな」
「これ抜けんな・・・こっちや!おっしゃー!」
「もー鳴子くんうるさいなー」
「いちいちうるせえな」
「あっ次はボクだね!・・・うーん、どれにしようかなあ」
「小野田くん、これ抜けそう」
「えっほんとう? ・・・あっ」


※くずれました


「アホか!」
「ごごごごめん!さっそく崩しちゃった」
「ふははは人の事を簡単に信用してはいけないよ小野田くん!建設よろしくー!」
「鬼だな・・・」


※できました


「どっこにしよっかなあー、こっちかなー、こっちかなー」
「はるの遅い、じゅーう、きゅーう、はーち、ななろくごー」
「焦らせないでってば! ・・・おりゃー!よいしょー!」
「意外と雑だよなお前」
「よく言われる」
「だから基礎工事崩しすぎなんだよお前ら!」
「欠陥住宅もええとこやな」
「ど、れ、に、し、よ、う、か、な、ら、ぶ、ひ、め、の、い、う、と、お、り!」
「小野田クン運強いなぁ」
「いや選ぶ基準適当すぎんだろ」


※わりとみんなうまくてなかなか終わらない


「次はー、んーと、」


※チラリズム☆


「ぶっ、ゲッホゲホゲホ、」
「鳴子くんどうしたの!?」
「きたねーな」
「き、汚なくないわ!」
「うるさい!鳴子くんは黙ってて!・・・よく見えないな、こっちかな・・・、ちょっと鳴子くんどいて」


※はるのさんが今泉の正面にきました


「ぶっ」


※鳴子くんが真っ赤なわけを察した今泉


「えっ今泉までどうしたの・・・よ、っこい、しょー!抜けたー!、で、なーに?呼んだ?」
「よ、呼んでへんわ!アホ!」
「えっなになになに」
「すごいなーはるのさん、絶対抜けないと思ってたよー。ジェンガって奥が深いね・・・!」
「ほらはやく次今泉だよ!」
「・・・」


※崩しました


「あーもうあっちの方まで飛んでっちゃったじゃーん!あほいずみー!」
「なっ、アホじゃねーから!」
「・・・」
「・・・」
「ど、どうしたの二人とも」


※ジェンガ拾う前かがみのはるのさんに前かがみになりかける男子高校生二人


「(意外と)」
「(でかいな)」


※今泉と鳴子くんがはじめて意思疎通ができた瞬間である


「あー!もうめちゃくちゃ暑い!暑い!暑すぎてかなわんわー!リモコンどこやスカシ!」
「、リモコンならそこだけど」
「あっついなあ、小野田くんもごっつあっついよなあ!」
「ボクはちょうど」
「あっついよなあああ!!!!(ぴぴぴぴぴぴぴぴ)」
「えっ鳴子くんどんだけ下げんの!さむ!」
「えっはるのさん寒いん? しゃーないなーワイのパーカー貸したるから羽織っててええでちゃんと前閉めるんやで!!!!!」
「え、あ、うん、? ありがとう?」
「おっしゃー! 次崩したやつ罰ゲームな!」


※このあとめちゃくちゃジェンガした


2015/07/01 ちしま