不思議の国のアリス
「ずっとこの日を待っていた。
お前と再び会えるこの日を。」
「記憶がなくちゃ意味ないんじゃない?」
「そう言うなって。ずっと待ってたんだから。」
「アリス。我のものになれ。」
「許してやってくれ。本当はいいやつなんだ。」
「…出来ればお前とは戦いたくなかったな。」
「貴様がやらぬなら私がやる!」
白うさぎに導かれ辿りついたのは不思議の国ーー。
アリスの記憶。帽子屋の想い。チェシャ猫の願い。
たくさんの気持ちが交わり、今新たな物語を紡ぐ。
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