これの続き



午前の授業が終わって昼休み。教室にいても暇だから(相変わらず誰も話しかけて来ないんだけど。何で!)校内をふらついてみることにした。

「宍戸さあああああん!」
「長太郎?どうしたんだよ」

きゅっぴーん!なまえちゃんの萌え萌えレーダーが反応しました。

声が聞こえた方をこっそり覗く。背の高い銀髪くんと帽子少年が仲良く会話している。銀髪くんから犬の耳と尻尾(激しく振ってる)が見えるんだけど…!

「おい」

ちょ、銀髪くん顔赤くしたああああああああ!!あれいいの!?いや、私的には全然オッケーっていうかむしろカモーンって感じなんだけどね!

「おい!」

…帽子少年が頭撫でた!ちょっとキツそうだけど(身長的に)。それがまた萌える。あ、銀髪くん手ぇ振って帰ってっちゃった。後輩、だよね?かっわいいなー!

「俺様を無視するなんていい度胸だな!」
「うっわ跡部くん!?いつから居たの?」
「何回も呼び掛けただろーが!」
「気付かなかった!」
「……で、お前は何を一生懸命見てたんだよ」
「え!むふふっ」
「(…きめぇ!)」

今日はいいネタが手に入った!ご飯三杯はいける。跡部くんの視線がなんか冷たかった気がしたけど気のせいだよね!



---

title:確かに恋だった




人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -