いつもと変わらぬ池袋の町並み。 相も変わらず、人は行き交う。 相も変わらず、雲は流れる。 相も変わらず、汚れた風が吹く。 そしてやはり相も変わらず、君がいる。 「いぃ〜ざぁ〜やぁぁぁ!!!!」 「あっははは!シズちゃんたらこっわーい!」 「てめぇは何度来んなっつったら理解すんだ!!!!!」 いつもと変わらぬ恐ろしい形相で俺を追いかけてくるシズちゃん。 そして相も変わらず、俺は彼から逃げる。 否、逃げているのではない。 多少の距離をおいていても、離れすぎず。 「待ちやが…………れっ!!!」 「うっわーシズちゃん、また公共物壊したー!」 シズちゃんは毎日俺を殺そうとする。 俺は毎日シズちゃんを陥れようとする。 お互いを傷付け合い、日常を過ごす。 まるで最初からそれが当たり前の様に。 でもさ、シズちゃん。 俺は君が好き、なのに。 ………………………… はい意味不明文乙。 |