▼11/05/28 ぼつ。







どこかの偉い人はきっと皆に愛されてるんだろうね、羨ましいな。


「なんて馬鹿な事言ってる暇ないか」


馬鹿みたいに一つため息をつき俺は支度を始める。
昨晩冷えていたせいなのか、一人で寝るベッドのシーツはとても冷たい。


「にしても珍しいよね、シズちゃんからお誘いなんてさ」


俺は学ランの後ろにかけてある私服を手にとる。


「ほんっと…」


にやける口元を抑えつつ着替えを完了させた俺は必要最低限の荷物だけを持ち、シズちゃんとの待ち合わせ場所へ向かった。


『明日、10:30に駅前な』


なんてメールが送られて来たのが昨日の夜。
いきなり何だとでもメールを返信すれば良かったか、と今更ながらに思うけど…まあいっか。過ぎた事は気にしないで。
これってデートだよね、と俺は考えた。
付き合い始めて一ヶ月。





……書き始めてすぐに『あ、こりゃ駄目だ』となったので途中で諦めました。






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