時に閉鎖空間に捕われたかのような背徳を味わう。所詮男同士な俺達はいつもその行為に溺れては、癒される。ただ、相手に老衰しきった脳は、思考に追いつけないままに溶かされるばかりだ
「シズちゃん。大丈夫?痛くない?」
「ぁ、あ…やっ、へん、なのぉ」
ずくずくと甘やかな愛撫はどことなく優しげで、壊れ物を扱うかのように儚い。
「ん、ひぁあ…っ」
回した腕には力が入らなくて、甘い嬉声をあげて、ひたすらに縋り付く。
助けて助けて。あぁ、こんなにも愛してる。
引き寄せ合う愛は歪んで、それでいて純粋で
「…っいざ、やぁ…」
「シズちゃん。大丈夫だから、愛してる。俺は君を愛してる」
なんどもなんども、泣き止まない子供をあやすかのように抱きしめられて受ける快楽からは別の感情すら生まれそうだ。
言葉の鎖、身体の鎖、心の鎖。全てを甘受して、甘えて
「駄目だよ、シズちゃん。俺以外考えないでよ」
だから、ただ嬉しく思った。臨也から初めて求められた独占の意義を
「ん、はぁ…ふぇ…れは、てめ、ぇのこと…しか、ん…ふぁあっ」
「…っん、反則…」
深い深い口づけの後の臨也の呟きに微笑めば、臨也は顔を赤らめて目を見開く。そんな奴の首に腕を回して、再び唇を合わせれば、恍惚と
「っやめてよ、我慢出来なくなるでしょ?」
存分に溶かされたそこは、もう臨也を欲している。ひくひくと誘う穴と脚をを自ら開いて、臨也の方を向く。
「ん、ふ…も、…ざやの、ほしっ…」
「………っ」
「ぁ、やぁっおっき…ふぇっ」
ずくずくに濡れたそこに押し入って来た臨也のモノを締め付けて、欲望を吐き出す。その間も止むことのない快楽の求め合い。
「シズちゃん、くっ、おれ、を煽った事後悔しないでよ?」
余裕の無い表情を見て感じたのは、正反対の想いで




あぁ、貴方が感じる悦楽にさえも嫉妬を感じ得ない僕は罪ですか?




最後に上がった嬉声はどちらの物か分からぬままに、ただ思考はお前の色に染められて






薊音誉様、相互記念書いてくださってありがとうございました!!
ただ只管甘い感じの裏で、を希望したところ素晴らしき作品が!!
もう一言目のシズちゃんのセリフに萌えです!!(//▽//)
可愛いよ、可愛いよシズちゃん!!
私は淫乱なシズちゃんが大好きです、っていうか折原そこ替われw
そして余裕なさげな折原さんかっこいいよ、大好きだ!!
兎に角素晴らしい文才です、ありがとうございます、私の好物です、鼻血ものです^q^

こんな変態ですが、これからもよろしくお願いします!!^^

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