※注意※

*/今回泣くのは臨也です
*/でもシズイザではありません、このサイトのメインはあくまでイザシズ!!
*/静雄も泣くかもしれませんが、それは管理人の気まぐれですw

ではそれを踏まえてどうぞー




「臨也、臨也、いざや、イザヤ!」

世界が暗くなっていく。
世界が終わっていく。
視界が暗くなっていく。
シズちゃんが見えなくなっていく。

嗚呼、シズちゃん、眩しいよ、俺は暗くて見えないほどなのに、君は眩しいよ。
胸からは只、血が溢れだすばかり。
今までの人生、損はなかった。
人から憎まれることをして、散々恨みを買ったけど、不満はない。
俺は自分のやりたいことをやりたいようにやってきたし、人生は十分充実してた。
そうだ、強いて言うなら目の前の人とずっと一緒にいれなかったことかな。
なんて、最期ぐらいにはかっこつけさせてよ。

「臨也、嘘だろ!?何で、手前、俺以外の奴に殺られて・・・っ」
「俺だって、シズちゃんを殺す予定だったのに、な・・・」

最期ぐらいかっこつけて死にたいのに、涙が溢れて溢れて止まらない。
嗚呼、結局俺も死ぬのが怖いんだ。
人を愛してしまったから、失うのが、死ぬのが怖い。
でも、愛したまま死ねるのなら。

「これでも、いいのかもね・・・」

俺はそう呟いて、愛する人の腕の中で瞼を閉じた。




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